嫌なことがあったり、気分が落ち込んで心が辛いとき、皆さんはどうしていますか?
普段あまり落ち込むことがないわたしですが、1年に2.3回ほど究極に落ち込むことがあります。
鏡に映った自分を見るとびっくりします。
目に輝きがない暗い表情で、漫画にしたら「ズーン」「ドヨーン」という言葉が書かれそうな感じです。
ちびまる子ちゃんだったら、顔周りに縦線がたくさん書かれ、背景は黒よりのグレーです。
とにかくオーラが暗くて周りに漂っている空気は息苦しく、客観的に見ても近付きたくない感じです。
そんな自分の酷い顔と重くて暗いオーラを認めたときにすること。
それは、毎日つけている日記に思いの全てをひたすら書き(入力し)、寝る。
「究極に落ち込んだときの対処法」というタイトルですが、対処法はそれだけです。
決して無理はしません。
過去にこちらの記事にも書いていますが、自分の頭の中と気持ちを整理し自分と向き合うことができるこの「10年日記」というアプリを愛用しています。
究極に落ち込む日は、気持ちをぶつけるように書くので長くなります。
そしてそれにはポイントがあります。
どんなにネガティブなことで溢れる日記であっても、最後はポジティブな言葉に変換して終えることです。
わたしのサイトに度々登場するアウトプット大全の著者の樺沢紫苑先生は、このようにおっしゃっています。
『人生うまくいく人の感情リセット術』という本の中で、私は「ポジティブ3行日記」を提案しています。
私は、1日の最後に「今日あった楽しかったこと」を3つ書くワークを自分に課しているんですよ。
最初は長文で書かなくてもいいんです。
1行ずつでも問題ありません。
1日3分でできますし、これは認知行動療法の一つでもあって、自己洞察力が養われますよ。
~中略~
記憶はどんどん蓄積されていきますから、悪い体験ばかりを思い出していると、自信が持てなくなったり、チャレンジできないと思ってしまうのです。
寝る15分前に楽しいことだけを考える習慣に変えてみるといいですね。
参照:『学びを結果に変えるアウトプット大全』著者・樺沢紫苑さんが、失敗ばかりで落ち込む社会人に捧ぐ「仕事力アップの方法」
この樺沢先生の「ポジティブ3行日記」を参考に、わたしなりにアレンジしたのが、悪いことも良いことも全てを日記に吐き出して、最後はポジティブな言葉で締めるという方法です。
自分の中で悪いものを吐き出す場がないと苦しいので、人には言えないようなことも全て言葉にして出し切ります。
誰も見ないので遠慮なく毒を出します。
そして、一番大切な最後のまとめは、毒を出し切った後に消毒をするように、前向きな言葉にします。
具体的には、究極に落ち込むような出来事から得た学びを最後に書きます。
「終わり良ければ全て良し」です。
そして、吐き出した後はさっさと寝ます。
家に帰る⇒食事をする⇒お風呂に入る⇒日記を書く⇒寝る
本当に辛いときはお風呂で泣きます。
お風呂で辛い気持ちと一緒に涙を流すと、それだけでも多少すっきりします。
最近は確か2.3か月前にその状態になったのですが
家に帰る⇒食事をする⇒泣きながらお風呂に入る⇒日記を書く⇒19:30に寝る
上記によって次の日は気分爽快でした。
まだ日が昇る前に自然と起きて(19:30に寝ればそうなりますね笑)作業をするという何とも健康的な一日のスタートを切ることができました。
そして、不思議と前日にあれだけ気分が落ち込んで悩んでいたことがどうでもよいことに思えるのです。
信頼できる友達に話を聞いてもらうのもいいと思いますが、話をするタイミングもありますので、わたしは自分のペースで毒を出し、消毒し、寝るスタイルにしています。
誰だって落ち込むときはあります。
そんなときに対処する方法が自分の中で定まっていれば、とても生きやすいと思います。
はけ口が必要ですね。
皆さんが辛いとき、少しでも参考になったら幸いです。
わたしが尊敬するワタナベ薫先生の記事にも、無理をせずに毒を出すことの大切さが書かれています。
薫先生のブログには度々そのことを上げられていますが、中でもこちらの記事には本当に励まされますので、是非読んでみてください。