先日カフェで作業をしていたときのこと。
「あ!○○さん、お疲れ様です!ここ、いいですか?」
わたしの隣で一人で食事をしていた女性に、後からお店に入って来た女性が話し掛けました。
すると…
「嫌です。お昼時間はわたしの時間です。」
( ゚Д゚)
わたしはびっくりして思わず手が止まりましたが、何も聞いていなかったかのように再びPCに向かいました。
はっきり断られたその女性は
「あ、わかりました。」
と言ってその場を去りました。
お昼時間と言っていたので、同じ職場の方のようでした。
それにしても、ここまではっきり断るなんて(+o+)
もう少し柔らかく言ってもいいのでは…と思いましたが、わたしにはお二人の事情がわかりません。
もしかしたら普段から一緒にお昼を食べましょうと言われているのかもしれません。
いつも断れずにいて、その日初めてはっきり言ったのかもしれません。
事情はわかりませんが、その言葉を勝手に聞いて驚いたのと同時に、なぜかスッキリしました笑
日本人は特に、断ることが苦手だと思います。
「察し」の文化というか、曖昧な言葉で伝えて相手が察してくれるのを促すようなところがあるように感じます。
それは嫌われたくないから。
偶然隣にいらっしゃった女性が、少しきつい言い方ではあるものの、はっきり断っている姿にスカッとしたのは、わたし自身同じように断ることができないからだと思いました。
わたしだったらどうするだろう。
もし一人で自分の時間を使いたいのに、誰かが「一緒にいいですか?」と言って来たら…
その人が自分とどのような関係なのかにもよりますが、その女性のようにはっきりと断ることはできず、受け入れると思います。
心の中では一人が良かったのに、きっと相手に合わせると思います。
最近は自分の時間が持てなくなるようなシチュエーションはありませんが、今後同じようなことが起きた場合、どうするか考えてみました。
「ちょっと今やることがあって時間がないので、ごめんなさい。また今度ゆっくり話そう!」
そう言おうと思います(‘ω’)ノ
どんな事情があったのかわかりませんが、はっきり断っていたカフェの女性に勝手に勇気付けられました。
断る勇気は嫌われる勇気ですね。
久し振りにこちらの著書を思い出しました。
関連記事:「嫌われる勇気」を読んだ感想
わたしの時間。
大切な時間に何をするのか、優先順位を付けるのは自分自身。
断り方を考えて丁寧に伝えれば、相手はわかってくれるはずです。
無理をして相手に合わせる必要はないこと。
相手に失礼がないように誠実に断ること。
改めて大切なことを学んだ気がします。