本当に怖かった…
台風19号を目の当たりにして、その言葉しか出ません。
ピーク時の強風、雨音、緊急速報、サイレンや救急車の音。
一人だったこともあり、本当に怖くて寂しくて心細い夜でした。
何よりの救いは、妹と電話をしたこと。
定期的に電話をしてお互いの状況を確認したり他愛もない話をしたことで、どれだけ救われたことか…
感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、友達からのLINEにも励まされました。
みんな怖いと言っていました。
その怖さを共感し、もう少しの辛抱だと励まし合えたことも救いでした。
今朝改めてスマホに残っていた緊急速報の通知を見ると、14件届いていたことが判明。
スマホに鳴り響く大きな緊急速報の音に心臓が止まりそうになりながら過ごした昨夜。
14件も通知が来ていたと知り、今回の台風がどれだけ危険だったのかを改めて実感しています。
わたしが住んでいる場所は高台なので、有難いことに全く被害はありませんでした。
あまりに大きな雨風の音に、周囲の屋根などが飛んでくるのではないかと不安でしたが、大丈夫でした。
今朝起きて、窓の外から見えた澄んだ空と美しい富士山。
まるで昨日の台風が幻だったかのように感じるほど、何事もなかったかのような美しい景色に唖然としました。
朝から仕事だったのですが、普段と変わらない駅までの道。
ご自宅の周りに散った草木を掃除している近所の方々。
あれほど恐怖を感じた台風の爪痕をほとんど感じない近所の光景にも驚きました。
そして、被害に遭われた方、今も大変な思いをされている方のことを考えると、胸が痛みました。
今回の台風は河川の氾濫が目立っていたので、その氾濫に巻き込まれてしまった方のことを考えると本当に本当に心が痛くなります。
関東に限らず、東北のニュースも見ていられないくらい辛いです。
わたしにできることは何だろう。
ただただ、みなさんが一時間でも早くいつもの生活に戻れることを祈るばかりです。
今回の台風19号を経験して感じたこと。
当たり前のことは当たり前ではない。
わたしなりに台風の備えをしていたのですが、当たり前にある電気、水道、ガスが使えないことを想定しているとき、心からそう思いました。
関連記事:プチプチと発泡スチロールを使った台風対策と今からできること
当たり前のことは有難いことなんだ。
もっと、当たり前のことに感謝しなければと思いました。
そして、このような災害に備えて普段から準備をしておくことが大切だと実感しました。
台風に限らず、地震などに備えて自分の身を自分で守ること。
自分の身を守らなければ、周りの人を助けることもできません
今回の台風から学んだことを忘れず、そして、今も大変な思いをされている方がいらっしゃることを忘れず、わたしにできることをしたいと思います。
どうか、みなさんの日常に早く戻りますように。
心から祈っています。