朝早くからファミリーレストランで、男性二人、女性二人、計4名が熱心に話をされていました。

仕切られていたので姿は見えなかったのですが、会話によると4名様のご年齢は70歳前後のよう。

空いている店内に声が響いていたので、全会話が聞こえてきました笑

戦争の話、政治の話、本の話、ゴシップネタ。

普段、ご高齢の方が話をされている内容を聞く機会がほとんどないので、勝手ながら聞こえてくる会話から何かを吸収させてもらおうという興味深い気持ちでいました。

ときにはびっくりするような発言があって笑ってしまいました( *´艸`)

ここでは控えますが、誰と誰がどうこうしたというような、男女の話です笑

その中のお一人である男性は東大卒で有名企業で働いていたようで、そのことが何度も話題に出てきました。

そしてその東大卒の男性が、知り合いからの保険の勧誘を断れなくて困っているという話に。

他の3名からことごとく「どうして断れないの?」と責められる東大卒の男性(+o+)

「年金で暮らしているのだから、お金がないと言って断ればいいじゃないか!」

「そうよ、結局大変になるのは○○さんなのよ?」

「みんな○○さんのことを思って言ってるのよ?」

しまいにはみなさんの気持ちが高まったのか、かなりの大声に!笑

その中のお一人の女性が「シーッ!!!」と言って一旦静まる。

テンションが高まって大声になる。

「シーッ!!!」

このサイクルがしばらくの間繰り広げられました(;・∀・)

そして、ずっと黙って周りの3人の話を聞いていた東大卒の男性がようやく口にした言葉が…

「だって、嫌われたくないんだよ。」

保険の勧誘をされている知り合いの方が営業成績を上げるために必死なので、役立ちたいと言っていました。

実際に姿を見ていなくても、とても穏やかで人当たりが良く、正直で真面目な方だと伝わってくる東大卒の男性。

「嫌われたくない。」

その言葉を聞いて、先日読み終えた「嫌われる勇気」を思い出さずにはいられませんでした。

関連記事:「嫌われる勇気」を読んだ感想

お節介ながら、「嫌われる勇気」をおすすめしたい気持ちになりました。

きっと著書の中の「青年」やわたしのように、もっと早くアドラー心理学を知りたかったと思われることでしょう。

わたし自身、著書から学んで実践している課題の分離。

他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない。

そのことができたら、きっと東大卒の男性は日々の悩みがなくなるはずです。

もう一人の男性が、「東大を卒業して有名企業に勤めても、そんな悩みを抱えて充実感のない生活をしているなんて、どうしようもないな!」と言っていました( ゚Д゚)

き、きつい言い方!笑

そして、「そいつの連絡先を着信拒否に設定してやるから、貸しな!」と言って東大卒の男性からスマホを取り上げようとして、一瞬喧嘩が始まったのかと思う位の言い合いになっていました|д゚)

周りが沈めて落ち着いたようですが、その後は色々と諭すように語っておられました。

トイレに行って戻ってきたら、いつの間にかWifiの話になっていました笑

東大卒の男性の家にはネット環境がないそうで、そのことが信じられないと呆れながら怒っていた男性は、ネット環境について色々教えていました。

「もっと本を読んだりネットで色んなことを学んで、人生豊かなものにしないと!俺たちの残りの人生は短いんだから、もったいないよ!」

わたしが席を立ってその4名の席を通り過ぎるとき、一生懸命ノートに書き込んでいる東大卒の男性の姿が。

どうか、嫌われる勇気を持って、保険の勧誘を断れますように。

叱咤激励されていた男性の言うように、豊かな人生を過ごされますように。

わたし自身にも響きました。

人生豊かなものにしないと、もったいない!

まるで、今のわたしに対して言ってくれているかのように感じた言葉。

盗み聞き(聞こえてきたのですが)によって励まされました。

その言葉を胸に、初心に戻って人生豊かなものにしたいと思います。