昨日の素敵な出来事に水を差すようで記事にしなかったことを、こちらに書きたいと思います。
昨日の記事:素敵な出逢い
Sさんと妹とわたしの3人で、ペニンシュラの「ヘイフンテラス」でいただいた広東料理は、とても素晴らしかったです。
しかしながら、とても残念なことがありました。
それは、接客です。
ザ・ペニンシュラ東京は、2019年2月に米国の権威ある雑誌「フォーブス・トラベルガイド2019」にて“ホテル部門”においては4年連続の、”スパ部門”においては5年連続の最高ランク5つ星評価をいただきました。米国の旅行雑誌『トラベル+レジャー』誌主催の“ワールド ベスト アワード2018”の「東京のホテル」部門では、2年連続1位を獲得。
参照:ザ・ペニンシュラ東京 ホームページ
上記にあるような一流の高級ホテルの名に相応しくない接客をされている方が、お一人いらっしゃいました。
ランチのコース料理を運ばれる方がお二人いらっしゃったのですが、その中のお一人です。
始めに飲み物を聞かれた際に、3人の注文をするのに少し時間がかかったのですが、笑顔が全くなく怒っているような表情をされました。
「早くしろ」という言葉が今にも出てきそうな表情に、わたしは目を疑いました。
そして、一品目は何も言わずにテーブルの上に料理を置いて去って行かれました。
別の店員さんが次の料理を運ばれてきたときに、Sさんが一品目の料理の説明を聞き直してくださいました。
その後もその店員さんによって何回か料理が運ばれて来ましたが、早口で声が小さく何を言っているのかわからないのです。
すぐに料理をテーブルに置いて、その場を去るという感じでした。
わたしと妹がわからない日本語なので、中国人のSさんも聞き取れませんでした。
高価な価格には、立地、調度品などの雰囲気、素材の良さ、料理の腕などにプラスして、一流の接客が含まれているはずです。
おもてなしの心が伴わない接客は一流ではありません。
わたしたちはその場の雰囲気を壊したくないので、何を言っているのかわからないことさえ笑いながら話しました。
しかしながら、わたしの心の中では、どうしてこの場に相応しくない態度なのかという残念な気持ちがありました。
わたしは接客業界のプロではありませんが、一流の接客について考えてみました。
また来たいと思うお店は、どんなお店でしょうか。
それは、美味しいということ以外に、店員さんの感じが良く、気持ち良く上質な時間を過ごせるお店ではないでしょうか。
大切な人と過ごす貴重な時間に水を差しているのが、そのお店の店員さんであることなど、一番あってはならないことです。
おもてなしの気持ちが溢れる一流の接客をされている方が多くいらしても、今回のようにたった一人でも気分を害するような態度をされている方がいるだけで、一気にお店のイメージが悪くなります。
今回のように一流ホテルの中にある一流レストランなら、ホテルのイメージに悪影響を及ぼします。
このことについてSさんと妹とは深く話しませんでしたが、残念な出来事でした。
あの店員さんが笑顔で丁寧にメニューの説明をしてくださったら、更に素敵な時間を過ごせたことでしょう。
結局大切なのは心であり、真心からの接客が人を幸せな気持ちにさせてくれると言っても過言ではないと思います。
どうか、あの店員さんが気持ちを改めて、これからいらっしゃるお客様に一流の接客で上質な時間を提供してくださいますように。
影ながら願っています。
愚痴のような記事になってしまいました。
失礼いたしました。