土曜日の夜の電車内を見渡して観察。
腰が痛そうな彼に空席を勧める彼女、断る彼。
「鯖缶を毎日食べると痩せ体質になると聞くけど、毎日食べるのは飽きるし続けられない」と話す母世代の女性たち。
5年間ず~っと売り上げNo.1制汗デオドラントの広告。
大きい声で笑っている大学生風の男女グループ。
「結婚観がない」と話す30代風の女性たち。
「飲み放題で一人5,000円は安かった」とご満悦な父世代の男性たち。
夢の国を満喫して疲れ切って寝ている、ディズニーランド帰りの10代風の女性たち。
足を踏んでしまったらしく、「ごめんなさい」と謝る40代風女性に「大丈夫で~す」と爽やかに返す20代風男性。
抱き合うようにぴったりとくっついて、耳元で何か話をしている20代風カップル。
たった10分の観察時間。
電車内の風景とそれぞれの会話に意識を集中した時間。
電車を降りるとき、ふと思いました。
一見楽しそうで幸せそうに見える人たち。
他人には分からない、想像もつかないような悩みを抱えているかもしれない。
どうか、幸せでありますように。
勝手にそう思いました。
余計なことです。
何様なのでしょう。
でも、上から目線でも何でもなく、その言葉が出てきたのです。
独り言を書き留めたくて、記事にしました。