タイトル:ブレインダンプ
著者:谷澤潤

 

必ず成果が出る驚異の思考法」というサブタイトルから、思考の司令塔である脳について知ることによって成果を出したいと思いで読みました。

結果を出すことが今のわたしにとって必要だからです。

 

進学実績を誇る学習塾、谷澤塾の代表でいらっしゃる谷澤潤先生が書かれた本書。

タイトルである「ブレインダンプ」という手法によって仕事のパフォーマンスを高め、結果を出されていらっしゃる先生の実体験が惜しみなく書かれています。

紆余曲折を経て編み出された、脳の機能を最大限に活用した数々の思考法と実践法。

とにかく押し付けがない文章から、生徒さんや読者はもちろん、全ての方に対等な方だと伝わってきました。

やはり、成功されている方はどこまでも謙虚。

そう改めて実感しました。

結果を出すことができる人とできない人との差は、脳の機能を最大限に活用できるかできないか、ただそれだけなのだ。

ブレインダンプ P4より引用

本書を読み始めて間もない、この冒頭の文章にハッとし、「なるほど、わたしは脳の機能を最大限に活用できていないだけなんだ~」と素直に思いました。

そのシンプルさが胸を打ち、「脳なんだ」と不思議なくらい腑に落ちました。

多くの学びや感動があった中で、心に残った3点を上げます。

 

①自分だったらどうするかという視点で読みながら書き留める
ここのすけ
ここのすけ

わたしは本を読むことが好きで、読みたいと思った本を思い付きで買って読むことが多いです。

その中で学ぶことは多いのですが、結果を出すということに最短で近付くには、読み方を変える必要があると思いました。

自分にはどのように応用できるのか考えてみる。
そして、頭に浮かんだアイデアや「To doリスト」をその余白に、どんどん書き込んでいく。

ブレインダンプ P27より引用

よくよく考えると、自分だったらどうするだろうと常に考えながら本を読んでいないことに気付きました。

自分に置き換えた視点で読みながら書き留めることによって、新鮮な閃きをすぐに脳に吸収させることができるこの方法。

その後にTo doリストに落とし込んで実行することを続ければ、必ず結果は出るはずです。

美味しい料理を食べた後に、自分用にアレンジした料理を作る感覚でわくわくします。

すぐに実践しようと思いました。

 

②一瞬浮かび上がったイメージ記録する
ここのすけ
ここのすけ

谷澤先生は、浮かび上がったアイディアを残すために、自宅の3か所の壁にメモ用紙と鉛筆を吊り下げているそうです。

集中力、思考力、閃きなどの創造力が高まるリラックスしている時間。

その間に一瞬浮かび上がったイメージをいかに記録するか。

谷澤先生の、一瞬の閃きも逃さないという姿勢に感銘を受け、どんな小さなことでも閃きをメモするスタイルを構築しようと思いました。

まずは、普段から持ち歩いているノートと愛用しているスマホアプリのTo doリストに、脳からのメッセージを何でも書き留めようと意識しました。

すると、面白いことが起きました。

くだらないことでも何でもメモをして、一日の終わりに見直して整理すると、その積み重ねが一つのことに繋がるという現象がいくつか起きました。

その内の一つの経験なのですが、脳からのメッセージなのか、あまり連絡をしていない友達が思い浮かびました。

とりあえずその友達の名前と、記憶している仕事の内容をメモしておきました。

すると不思議なもので数日後にその友達から連絡が来て、来月会うことになりました。

フリーで記事を書いている方です。

潜在意識でその友達から学ぶことがあるとわかっていたのかもしれません。

この経験を含め、ちょっとした思い付きを忘れずにメモすることで、後々役立つことが多いと実感している毎日です。

これからも一瞬のイメージを逃さずに、結果に結び付けたいと思います。

 

③レインダンプのやり方
ここのすけ
ここのすけ

本書のメインディッシュであるブレインダンプ。

あなたの脳の中にあるものを、すべて出し尽くす」という意味とありました。

①アイデアを生み出す、脳にインプットする

②脳を整理する、脳の中身をすべて出し尽くす

③行動リストを作る、行動の優先順位を決める

④(行動リストを)実行する

⑤アイデア、行動リストのチェック、見直し

ブレインダンプ P5より引用

上記5つのやり方が、用意するものから始まり詳細に書かれていました。(ブレインダンプ P112~154)

まず驚いたのは、丸一日を費やす気持ちでブレインダンプに挑み、脳の中を全て紙に書き出す作業であるということでした。

貴重な時間を使って思う存分脳と自分に向き合い、脳内を絞り出す感覚で書き出す作業から、厳選された宝物であるTo doリストが出来上がります。

そのTo doリストを想像すると、未知なる自分を発見できそうでわくわくします。

そして何より大切な、出来上がった信頼できるTo doリストに優先順位を付けて行動し、その行動を見直すこと。

ブレインダンプをする前から、いかに無駄なく有効的に脳と向き合い行動できるかわかるような気がします。

このブレインダンプは、時間を作って必ずやりたいと思います。

 

本書を通して、自分の脳を子供のように扱うことがいかに大切かを学びました。

今までは、何より大切な脳について深く考えることがなかったように思います。

冒頭で衝撃を受けた、「結果を出すことができる人とできない人との差は、脳の機能を最大限に活用できるかできないか、ただそれだけ」ということ。

これからは自分の中に秘めた脳の機能を活用できるよう、まずはブレインダンプを実践します。

そして、本の読み方や一瞬の閃きを留める方法を活用し、脳が生き生きとメッセージを発信できる環境を造りたいと思います。

谷澤先生の実体験に基づく効果的な脳と向き合う方法を学ぶことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。