先日カフェで仕事をしていたときのこと。
大きい二匹の蚊がわたしの周りを飛び回っていました。
友人も一緒にいたのですが、振り払っても振り払ってもこちらへ戻ってくる蚊たち。
二匹揃ってわたしの周りを行ったり来たり。
しばらくするといなくなった気がしたので良かった~と思っていると…
…何だか痒い!!!
しかも両腕!!!
ぷくっと白く膨れ上り、周りが赤くなってきた左右の二の腕。
あの仲良し二匹、よりによって左右に分かれてわたしの二の腕を吸ったの~!?
わたし左腕行くから、あなたは右腕ねって話し合ったの~!?
ひどい~( ;∀;)
蚊に刺されやすいわたしは、虫刺され用に常備している薬を塗りながら、どうして周りにもたくさん人がいたのに~と思いました(*´Д`)
その時の写真を右腕だけ撮りました笑
そして改めて、わたしはB型だがら刺されやすいの?刺されやすい血液ってあるの?という疑問が。
という訳で、調べてみました。
国立感染症研究所・昆虫医科学部で媒介蚊の生態研究を続けていらっしゃる津田良夫先生の対談記事に蚊についての情報が詳しくまとめられていました。
まずは蚊について。
①血を吸うのはメスだけで、オスは花の蜜や果実の汁などの糖分をエネルギー源としている。
➁1回の吸血で体重が2~3倍になる場合もあり、お腹がいっぱいになると消化して卵を作るまでの3日ほどは動物に見向きもしない。
③吸血後4~5日で卵を産んだ途端、また血を吸う。
④遠い距離から人の存在に気づく、人に近づく、人の皮膚の上に乗るという3ステップに合わせて二酸化炭素、視覚、嗅覚、湿度、温度などのセンサーを使い分け、吸血するかを判断している。
⑤体温が高い人、汗をかいた肌が好き。
血を吸う蚊はメスだけとは知りませんでした!
カフェにいるときは汗はかいていませんでしたが、代謝が良くて冷え性知らずのわたしは体温が高いので、あの蚊たちのセンサーに反応して選ばれてしまったのですね(*´Д`)
そして、お腹がいっぱいになって4~5日で卵を産んだ途端にまた血を吸うとは!
わたしの両腕を吸った二匹の蚊はメスで、わたしの血を吸って4~5日で卵を産んだのか~という何とも言えない気持ちになりました(*‘ω‘ *)
わたしの血は美味しかったかな。
そして、わたしが疑問に思った蚊に刺されやすい血液型について。
巷ではO型が刺されやすいと言われているそうですが、実験環境の違いがあるそうなので一概にそうとは言えないよう。
つまり、血液型は関係ないという見解が濃厚だそうです。
ただ、子供は新陳代謝が活発で汗をかきやすく体温が高いという蚊が大好きな条件が揃っているため、大人で刺されやすいのは若いということかもしれませんね!
ポジティブに考えてみました笑
そんな中、注意しなければならないことがありました。
病気にかかった人からメスの蚊が血を吸い、吸った血に含まれる病原体が蚊の唾液に混ざって別の人に病気をうつす可能性があります。
参照:日経Gooday 最新・信頼の健康・医療情報サイト
ごく稀ではありますが、上記のように人から人へと病原体が運ばれることもあるということです。
暑い日々が続き、蚊に遭遇する季節。
①なるべく蚊を寄せ付けないために、蚊がいそうなところでは虫除けスプレーなどで蚊が近付かないようにする。
②汗の臭いが好きな蚊が来ないように、こまめに汗を拭いて体を清潔にする。
たかが蚊と思わずに、上記2点を心掛けることが大切だと思いました。
特に免疫力が低い小さなお子さんなどは、大人が気を付けて守ってあげたいですね。
私自身がよく蚊に刺される割に蚊の生態について何も知らなかったので、今回学べて良かったです。
早速虫除けでいいものを探したいと思います!
参照:日経Gooday 最新・信頼の健康・医療情報サイト
NHK 生活情報ブログ
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